2011-03-31

外野から

急遽、ルームメイトの転勤の都合で、今のアパートを出なくてはなりませんで。。

前回のオフの日と、今日と、ネットや直接歩いて探しているんですけど、中々今のシーズンは空きが少なく、サンマテオ市内は厳しいかな。あってもこれが本当に高い。いい街だから。
どうなることやら。


テレビのニュースでは、原発の話題を中心に毎日やっていますが、当然こっちでは詳細が語られる訳ではなく、日本発表の部分部分をピックアップして公表されているので、とてもネガティブに映りますね。印象が良くないでしょう。

今日も、州内でミルクや水道水、ダムなどで、通常の放射線濃度を大幅に上回っていることが確認され、話題になっていました。

結局こういうのが、行き過ぎた心配や風評を引き起こしてしまうわけで。
ここカリフォルニアでさえも。
なんだかなあと、思うわけです。

米国の日本への援助や募金は、ハイチの3分の1程度だそうですが、このへんも関係してるかもね。


地震後、個人的に何が出来るかいろいろ試みましたが、ネットショップでの食品不足、被災地への運搬の制限などで、結局出来ることはお金しかないと、日本の国際NPOにカードで募金しました。

NPOを選んだのは、過去に災害援助の実績があったことと、レッドクロスや自治体なんかだと、大きすぎて早く動けない、細かく動けない、直ぐにモノに変わらないという難点があるためです。
実際、そこのNPOはすぐに調査隊を送り、直後に最初の物資の援助を行っていました。
かなり早かったです。

自分の職場でもお客様から募金箱を置いて欲しいと要望があり、現在まで毎日、多くの方がお金を入れています。今後会社で一まとめにして、米国レッドクロスを通じて、日本赤十字に送られます。

まだまだ長いだろうから、少しでも多く届けばね。
外野から。



ストーム後の快晴。
Tシャツ1枚の陽気でした。
サンマテオ・セントラルパークのJapanese Gardenでは桜が満開でしたよ。


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2011-03-13

ただただ流される

2日前、たまたまつけたテレビで、まさにオンタイムで信じられない光景を見て、身体が固まる。

ただただ見るしかなかったです。
まさか自分の国が、津波に飲み込まれるのを、別の場所からLIVEで見ることになるなんて。

こちらテレビ大手局は全て地震特集で、日本のNHKとリンクされていましたね。

すぐに日本に電話も繋がらず。。
被害状況を確認しながら、次の日も出勤。

幸運にも生き残った人たちは、170回もの余震も含め、これから怖さと寒さとで、眠れない日が続くと思うと心が重いですね。

これから遺体もあがって、自然災害のより残酷な結果を目の当たりにするわけで。

僕ら海外組は、遠くから何が出来るんだろうかね?
今日ちょっと考えることにします。


ここベイエリアでも津波への警戒が高まり、高台へ逃げる人でごった返しました。
州内の複数の港で数百万ドルの被害が出ましたが、アホが一人死んだだけです。
写真撮影を試みようと、海岸へ出て、あっけなく一生を終えた、親泣かせの若者くらい。

カリフォルニアも地震大州。いつMG8~9クラスの地震が起きてもいい状態。
今こちらでは、個人レベルでの援助の申し出や支援方法、それと日本の被害からどう学ぶか、原子力施設の安全対策など、そのあたりが注目されています。


今日もまた、暖かい布団で目を覚まし、好きなものを食べ、着たい服を着て、春めいてきた街を車で買い物に。そこにはいつもと同じ値段で同じものが売っている。

感謝しないとバチが当たりますな。
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2011-03-08

どこまでいく気だ?

最新のカリフォルニアの失業率が12.4%(8.9%全米)まで(微)回復して、世間の経済状況も目に見えて回復を感じる今日この頃。

全くタイミングが悪く、記録的なガソリン高です。。

リビアだ、エジプトだって、言うけども、便乗値上げもいいとこですよ。全くuserが見下されてる。



僕は毎日56マイル通勤している身ですが、給油で満タンにするや、$50くらいすっ飛んでいくのです、最近は。

主要フリーウェイの交通量を見ていれば、景気の良し悪しも分かるのですが、大分空いてきた。つまりは悪いサインですね。


想えばあの頃は良かった、、、
ちょっと前の、そう年始の頃ですよ。
ベイエリア周辺のガス代は、おおよそ$3.15~$3.20/ガロン

AAA発表、最新のガス代(レギュラー)

$3.94  San Francisco
$3.90  San Jose
$3.47  US平均

$3.85  いつも入れてるとこ

今日はいくらになってるかなーと、プライス看板見るのが癖づいてきました。




ベイエリアが本拠地のTeslaモーター。

1回のチャージで、300マイル走る電気セダンを発表です。
来年から量産ですと。

日産リーフの3倍走り、2倍強の値段。


ん~、どうでしょう?

写真はCBS5より


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2011-03-03

穴とバクダン

通常小売業といえば、2、8月はゆるーい時期のはずですが、泣きそうなくらい忙しく、人材不足もあってバテバテです。
身体気をつけてますが、ギリギリで頑張ってる感じは、いつ爆発するか分からない爆弾を抱えてるかのような。


爆弾と言えば、、

先週出張で、久しぶりにLAに行って来たんだけど、帰りの飛行機、ペットボトルのお茶を手荷物のバッグに入れてるのを完全に忘れて、セキュリティへ。

全身スキャンで、ボディをガッツリ透視された後に気づいて、やべえなと思ったのですが、難なく通過。バッグを開けられることもなく。

いいんですかい?

テロリストなら余裕綽々な話ですよ。厳しくなったなんてよく言うよ。ふし穴です。

往きの飛行機。
SFOからLAXまで実質のフライト時間は約55分。
ぱっと見、直ぐ分かるような典型的な日本人の女性が斜め前に着席。歳はまあ20代後半くらいだろうか。
化粧をしだした。

轟音をたてて、Southwestの中型機は、短めの助走で角度も良く離陸する。
その間ガッツリ化粧中。おかまいなしだ。

僕は、仕事のことを頭でまとめながら、景色を眺めたり過ごすも、時折その人を見ると、やっぱり化粧中。左手にミラー、右手にはなんだかよく名前は分からない(男の私には)。

シートベルトを締めて、テーブルは戻してくれ。
そんなアナウンスが流れ、着陸態勢に入った。
やっぱり化粧中。

ランディング。
ミラーは離さない。右手には、、、

何が彼女をそうさせるのか分かりませんが、たいてい飛行機に乗る人たちというのは、離陸着陸のちょっとした緊張感の中、はたまた旅の感覚を味わったりだとか、優雅にドリンクでも楽しみながらとか、、。

彼女にとり、化粧で埋まってない自分の顔こそが、いつ爆発するか分からない爆弾なのか?

唯一化粧を停めた瞬間。アテンダントがSouthwest名物のピーナッツを配りに来た数十秒。
しかも、「いくら?」って聞いてた。


上空から見える山肌は、ほんのり雪化粧でしたよ。

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