身体気をつけてますが、ギリギリで頑張ってる感じは、いつ爆発するか分からない爆弾を抱えてるかのような。
爆弾と言えば、、
全身スキャンで、ボディをガッツリ透視された後に気づいて、やべえなと思ったのですが、難なく通過。バッグを開けられることもなく。
いいんですかい?
テロリストなら余裕綽々な話ですよ。厳しくなったなんてよく言うよ。ふし穴です。
往きの飛行機。
SFOからLAXまで実質のフライト時間は約55分。
ぱっと見、直ぐ分かるような典型的な日本人の女性が斜め前に着席。歳はまあ20代後半くらいだろうか。
化粧をしだした。
轟音をたてて、Southwestの中型機は、短めの助走で角度も良く離陸する。
その間ガッツリ化粧中。おかまいなしだ。
僕は、仕事のことを頭でまとめながら、景色を眺めたり過ごすも、時折その人を見ると、やっぱり化粧中。左手にミラー、右手にはなんだかよく名前は分からない(男の私には)。
シートベルトを締めて、テーブルは戻してくれ。
そんなアナウンスが流れ、着陸態勢に入った。
やっぱり化粧中。
ランディング。
ミラーは離さない。右手には、、、
何が彼女をそうさせるのか分かりませんが、たいてい飛行機に乗る人たちというのは、離陸着陸のちょっとした緊張感の中、はたまた旅の感覚を味わったりだとか、優雅にドリンクでも楽しみながらとか、、。
彼女にとり、化粧で埋まってない自分の顔こそが、いつ爆発するか分からない爆弾なのか?
唯一化粧を停めた瞬間。アテンダントがSouthwest名物のピーナッツを配りに来た数十秒。
しかも、「いくら?」って聞いてた。
上空から見える山肌は、ほんのり雪化粧でしたよ。
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