こんなに古いケーブルカーがすこぶる似合う街。
サンフランのシンボルの一つでもある。
実はLAに転勤前まで、5年以上も同じベイエリアに住んでいながら利用したことがなかったのです。身近すぎて利用欲がなかったのかもしれません。
半年ぶりに休みを利用して一泊で訪れたのを機に、ようやくデビューです!
1873年に開設以来、この街の情景に馴染んできた空気のような当たり前の存在。
観光の目玉と思われがちですが、実際は朝の5時台から夜中12時過ぎまで運行し、庶民の通勤の足にもなっているのです。
そう、車を所有することが割高になるうえに、ありえない急坂が多いサンフラン市内はこういう乗り物が威力を発揮します。
この「ゆるさ」がまたいい。
地下を走るケーブルの音を聞きながら、やってくるケーブルカーを停留所で待つ。
木でできた古めかしい車体が、ゆっくりと坂道を上がる。
振り向けば、遠い先に見えるポスターのような風景。
信号待ちで反対車線を走る車体とすれ違うと、ちょっとてれくさそうにお互い手を振ったり。
操縦士が、大きな鉄の棒とペダルを巧みに操って。
道端の人たちが、来た来たと、写真を撮っている。
おすすめは、
有名なターンテーブルがあるダウンタウンの始発Market st駅から乗ると、観光客が長者の列を作るので、別の始発駅であるフィッシャーマンズ・ワーフあたりか、途中から乗るほうが待たずに乗れそうです。
また東西に走る、カリフォルニア路線は観光客が若干少な目なので、ねらい目です。
今さらながら、楽しかったです。
2013-03-24
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