実効は来月中旬以降ですが、この日を待っていた人たちにとっては大きく人生を変える日になるんだと思います。
各地のゲイコミュニティWest Hollywood(LA)や、Castro(SF)では大いに盛り上がっているみたいです。
今回の認可のもう一つのポイントは、同性婚を州の法律で認めるだけでなく、連邦法で定められた結婚したカップルに与えられる基本的な権利も与えられること。
実はこれが大きい。
例えば、
ソーシャル・セキュリティ(日本の年金にあたる)の申請や受給。
各種保険の申請や受取。
タックス・リターン時の夫婦としての申請。
などがこれにあたります。
ただし世論全体で観るとまだまだ真っ二つで、より多くの人からサポートされた決定ではない状態。
結婚という概念を自治体レベルで法案化すべきでないという意見や、宗教的な考えから、絶対に男女間でなければならない、という意見も相当に根強く、本人は幸福かもしれないけど、子供はどうするんだ?教育は?
などなど、課題はどうみてもたくさんあるわけで、歴史の小さな第一歩といったところでしょうかね。
個人的には理解・祝福する一方で、課題が山積みなだけに、ちょっとばかり当事者の自己満足的な法案にも見えてしまうんですが、自分だけでしょうか、そう思うの。
それでも、ゲイの知人友人たちの喜んでいる顔が目に浮かんできます。
そういう意味では嬉しい。
自由の国(州)であるからこそ、世論が分かれる。
自由な国(州)だからこそ、新しいアイデアが通る。
そんなことを思う日でした。
写真1はKRON4 San Francisco、2はCBS San Franciscoより
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