2013-10-28

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅①

カリフォルニアで旅をするとなると、ポピュラーな場所は海岸沿いなどたいていは西側。今回9月に行った6日間のRoad Tripは、カリフォルニアを南北に走る大型山脈シエラ・ネバダ山脈の東を走るHWY395を楽しむ、つまりカリフォルニアの裏側を知るレアで、美しくて、変化の多い、そして通な旅を記します。

「シエラ・ネバダ裏筋街道395」と勝手に名づけて約1000マイル(1600キロ)の旅スタートです。


初日からハプニング続きで、2日目の早朝着となった第1目的地のSequoia National Park(セコイヤ国立公園)。



思ってみれば来園は絶妙のタイミング!
なぜかというと、5月から8月までのピークの夏場は訪問者でごった返します。おまけに今回のアメリカ政府機関のシャットダウンで、10月から全ての国立公園が閉鎖される直前の時期だったので
、ラッキーでしたね。

予約していたキャンプサイトに入りテント設置、近場を散策。

いやー、久々の緑と澄んだ空気。やっぱり自然はイイ。
LAの乾いた街と大気汚染から救われる時間。









名物セコイヤの木々。一言目は「デカい!」

古いものでは、紀元前からそこに生きているわけで、アメリカというか地球の歴史の大きな一部ですねここまで来ると。




アメリカの国立公園は、本当に重要度が高くて、保護と訪問者の教育に全力を注ぎます。
かなり多くのレンジャーが毎日その業務に携わっているし、マナー違反には厳しい罰則もあり、本気度が違いますね。だからこそ、これだけの自然が美しく保たれる。

基本は「人間が、動物や自然のある場所に都合よく勝手に入ってきたのだから」という考えです。



日暮れ前には火を起こし、やっぱこれでしょ!
なんで、キャンプで食べる安い食事ってあんなにうまいんだ?


あんなに暑かった日中と比べ、夜はかなりの冷え込み。
そこで気づいたハプニング!
買ったばかりのこのテント、なんと窓がネットで空気がスースーしてるではないか。秋口の山キャンプには向いてなかった!ヤバイと思い、ありったけの服を着込んで寝袋に収まる。

さ、寒い!
明日の朝、僕らは本当に目覚められるのか(笑)?

今日の夜観た、あり得ないほどの満天の星空が最後の思い出か?
となりのテントから聞こえる韓国人たちの、ゲームで盛り上がるうるさい声が最後に聞く人間の言葉か?

そんなこと考えてこの日が終わるのでした。。


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