2013-12-26

カリフォルニアを象徴するようなクリスマス

繁忙期の12月。
あんまり休んでないのですが、今日25日は半日だけゆっくり出来ました。


しかしなんだね、本日のTorrance市の最高気温80度(25℃)
平年を遥かに上回る夏日です!

良く晴れたので夕方にサンセットでも観に行こうかと、Redondo Beachまで行ったら、思った以上の人混み。

そう、アメリカのクリスマスは、ほぼどこも休業。買い物も食事もするところは無いに等しい。やっているのは、中国料理レストランくらいです。彼らは国民的祭日も休みませんからね。

そんなもんだから、結局人が行きつくところは、ビーチくらいです。
こんな陽気だし。

イブの夜から、街はひっそり。
道は空いててイイですよ。

太平洋に沈みゆく太陽を見て、あれこれ今年起きたことを考える。

さて、これが今年最後の休日。
うまくいけば、来年最初の週末くらいに次の休みが取れそうです。。


ブログに訪問してくださった皆様、良い年をお迎えください。
Merry Christmas & Happy New Year!!




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2013-12-18

在米10周年!

在米と言っても、全てカリフォルニア州なんですけど、今月で10年がまるまる経過。

いまや、知らない日本の芸能人もいっぱいいます!

渡米したての頃は、学生としてビザを取り、まずは勉学に励みましたが、その頃撮った写真がもう
笑えるほど肌がぴちぴちしている。
男なので特に肌に変化があっても気にしないのですが、あまりに差を感じて面白いです。

渡米当時は、当時LAで働いていた妹に助けられながら、生活を開始。
学びたいことがあったので、日本の仕事を辞めて学生に戻り、ものすごく勉強しました。こっちの大学は、本当に勉強しないと修了できませんからね。

それからというもの、いろんな生活や仕事の知恵を学びました。
アメリカは、普段の生活からお金、裁判、医療、犯罪まで、実にいろいろなリスクがあって、自分で自分を守らないといけません。

まだまだ危なっかしいけど(笑)

かなり引越しもしましたね。
10年で8回引越し。9件の住居を持ちました。

Burbank (LA近郊)

Marvista  (LA市内)

West LA (LA市内) 

Sawtelle  (LA市内)

Culver City (LA近郊)

Sunnyvale  (San Jose近郊)

San Mateo  (San Francisco近郊)

San Mateo2件目  (San Francisco近郊)

Torrance  (LA近郊)

それぞれ思い出がありますが、やはり将来はチャンスがあれば、北カリフォルニアのサンフランシスコ近郊へ戻りたいです。自分に一番合う場所でした。

まあ、カリフォルニア州は、概ね過ごしやすいところです。

大事故などなく、元気に過ごせてこれて良かった。
感謝、感謝。


ビザが常にネックです。
いつまで住めるんだろうか。。


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2013-12-16

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅⑧

Bodieを出てHWY395をさらに北上すること約2時間。


久々に町らしい町が出てきました。


ここGardenvilleという町が、僕らが走る395号では最後の町。
記念にルート看板をパチリ。
いやぁ、5日間も走ってると、思い入れが出てきますね。

ここから東へ207号に入り、シエラ・ネバダの山を超え、最終目的地のLake Tahoeへ向かいます。

レイク・タホは、カリフォルニアやネバダの人々が利用する、大型レジャー&保養地なんですが、今回は夜を過ごす中継地としてきただけなので、翌日周辺を散策しただけですが、初めて来てビックリしました!


見よ、この透明度!



それはもう大きくて、美しい湖。


ちなみに、湖岸の長さは1週71マイル(114km)!
深さ、最大で501mだという。

夏は、キャンプ、ゴルフ、ボート、その他水上スポーツ。冬はスキーなど。近場には温泉も湧いてますよ。
9月下旬だったので混雑はなかったものの、周辺に雪も被ってて結構寒かったです。夏でも防寒具は忘れずに。

旅を締めくくるラッキーなプレゼント!
野生のワシが飛んできた。


さて、帰路のため空港のあるサクラメントへ。タホからは2時間弱。
ここでレンタカーを乗り捨て。

ずいぶん走りました。
6日間の総走行距離1018マイル(1629キロ)!

いやー、やはりカリフォルニアは面白い。
同じ州内の同じHWYを走っているのに、見えてくるものから天候まで、実に多様で変化が大きくて、「シエラ・ネバダ裏筋街道395号の旅」は大満足でした。

あんだけ走って、LAまでの帰りの飛行機、たったの1時間です。。





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2013-12-02

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅⑦

この日目指したのは、ゴースト・タウンとして有名なBodie(ボーディ)。

HWY395から一旦はずれ、さらに内陸側へ約45分、途中舗装もされていない砂利道?岩道?を走ります。
辺りは何もない。


悪路による揺れに疲れた頃見えた目印。
ここかぁ。。


入り口で入園料(現在は州の管理下にある)を払うと地図をくれます。

ここまで来るのがなんとも大変ですが、全米でも有数のGhost Townであるボーディは、金が採れると発見された1859年から、主に金を掘る人や売春婦が急激に住みつき、人口最大で1万人ほどいたそうです。




強盗や殺人がはびこり、街中にはチャイナタウンもあったという。

 
学校もあった。
 
結局金が枯渇し始めた1800年代後半には、人が離れ、建物だけがそのまま残ったのが、後に国の歴史遺産として保護され、今はカリフォルニア州がパークレンジャーを常駐させ管理しています。

聞こえるのは吹きさらしの強風と、今にも崩れそうな木造建物のギィーギィーと鳴る音。
人も動物もいない。
薪で暖をとらないと、夜は夏でも凍えます。

レンジャーも、しんどいだろうね。
陸の孤島状態です。。

しかし、こんなところ滅多に来れません。
いろんな生活と時代のイメージが垣間見えて、これは面白いなー。


以下のサイトも参考になります。
CA Parks & Recreation
Bodie State Historic Park

ベストシーズンは夏ですが、びっくりするくらい寒いので防寒具を忘れずに。
悪路なのでスポーツ・カーや小型セダンはお勧めしません。







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2013-11-18

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅⑥

LAからセコイヤを経由して、ひたすらUS395を北上してきたこの旅も、いよいよ終盤戦を迎えるのですが、、
まだまだ楽しみは尽きない!

今度はちょっと変わった、世にも珍しい湖、Mono Lakeへ。

395号沿いにあり、東側のシエラ・ネバダ山脈に少し入ると、ヨセミテがある辺り。

TUFAと呼ばれる石灰岩が湖面に突き出すモノ・レイクは、海水の約3倍の塩分濃度があり、天候などによる水分の蒸発で白く乾いて、このような見た目になるそうです。

流れ出る川も無く、魚も生存できません。
その代り、小さな透明のエビが住んでいて。
季節によって、多様な鳥の群れも訪れる。
水際には、とてつもない数のハエ(写真水際の黒い部分が全部ハエ!)がくっついて水面を揺らしてました。
人間が泳いでも問題ないらしいですが、このハエ見ると ・・・・・・。
そして日本の懐かしい温泉の匂い(硫黄臭)がします。


この面白い生態系と不思議な光景は、季節や時間帯によって様々な表情を持つので、多くの自然愛好家やカメラマン、観光客を魅了するのも納得です。
ググると実にいろんな写真が出てきますしね。

ビジター・センターでは、モノ・レイクの成り立ちや知られざる事実、実際に湖から持ってきた生存しているエビなど、観察できます。
ひと目で違いが分かる塩分濃度。左からレイク・タホ、太平洋の海水、そしてモノ・レイク。

しょっぱいなぁー。

湖はかなり大きいので、場所によっては絶好のビュー・ポイントがあるんだと思います。時間があれば、ぜひゆっくり車や徒歩で散策するのもいいでしょう。

ヨセミテでキャンプをして、セットでここに訪れるのもありですね。






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2013-11-13

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅⑤

ギラギラの太陽に乾いた強風。
395号をさらにひたすら走り、この日の宿泊地Mammoth Lakesに到着したのは夜。

スキーリゾートとしても有名な場所だけに、やけに寒いなーとは思ってました。9月ですが、モーテル内でも暖房なしではしんどかったですね。キャンプの残り食料と、当地のスーパーでGETした、地ビールを楽しむ。

Mammoth Brewingの、その名もIPA395!
 
 
いい記念になりました。実はCA州には良い地ビール、クラフトビールが多く、ビール好きにはたまらないでしょうね。
 
そして、朝を迎え驚くべき事態が!
 
 
 
 
ゆ、雪っ?
 
 
 

数時間前まで、砂漠でTシャツ1枚で日焼けする環境に居たのに。
これも395パノラマ街道のドラマチックな変化の醍醐味なのか。
やっぱりカリフォルニアはいろんな顔を持ってて面白い。
 
雪かきを終えてマンモスレイクを出発。
今度は雪山に囲まれたJune Lake Loop Road をドライブです。
 
美しい湖が点在し、緑も多く、別荘やキャンプサイトもあるこのエリアは、どこかの品の良さと余裕が感じられる場所。訪問者の年齢層も高く、ゆったり構えたい感じ。出来れば1泊して、日頃のストレスを癒したいです。
 


ループ・ロードを1周すれば、また395号に戻れます。
 
 
このあともう1発!今度は少々変わった湖を訪れます。
 
 
 
 
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2013-11-10

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅④

Lone Pineの町から車でおよそ10分程度。

今では隠れた観光歴史名所としても知られる、Manzanar Internment Camp(マンザナール日系人強制収容所)跡地に寄りました。
現在は国立公園局が管理し、レンジャーが在中して、ビジターセンターを運営しています。


シエラ・ネバダを背にして、手前には広大な砂漠。もうどこにも逃げられないと諦めがつくような場所に作られた収容所は、全米で10箇所あったうちの一つ。冬は極寒。それ以外は砂嵐に見舞われた想像を超える厳しい環境だと、分かりました。

意外と楽しさもあった?

館内には、多くの貴重な写真や映像、遺品が残り、これがかなりお勧め!
意外と知らない事実の山に、いい勉強になりましたよ。

学校や、病院もあり、音楽バンド活動や野球、剣道も楽しめたそうです。

数々の写真は、実は収容されたある日本人写真家の隠し撮りでした。
のちに見つかり、カメラは没収されたものの、その後専門写真家として、撮影も許可されることになり、結局これだけ貴重な資料が今でもちゃんと残っているわけですね。

関連するいざこざや抵抗した人間もいて、死者も出ましたが。



一番苦しかったのは、収容される直前と、収容所が解散になった後。
直前には家財道具や資産を強制的に手放し、犯罪者扱いされ。
解散時には、わずか20ドルが各自に配布され、戻ったそれぞれの場所では、耐え難い差別が待っていました。


中々来れない僻地にありますが、一見の価値はあると思います。
変な言い方ですが、意外に入り込んでしまい、面白かったですね。
日本軍のパール・ハーバー攻撃を受けて、実施された強制収容は、いろんな物語が詰まっていました。

慰霊碑は広い敷地内を車で移動。
灼熱の太陽に、砂ぼこりが舞う、乾いた空間。

一般知識や観光情報など詳しくはWikipedia(日本語ENGLISH
もしくは公式サイトNational Park Service より。当時の詳しいレイアウトなども見れます。



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2013-11-07

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅③

さて、いよいよ大本命のHWY395へ。

ここが別名パノラマ街道とも呼ばれる所以が、実際走って分かってきます。もう本当にドラマチックですよ。


まずは周りに人気がほとんどない砂漠地帯を、えんえんと北上して行きます。
左が西側、つまりこの山並みがだんだんと高くなっていき、先日寄ったセコイヤ国立公園や、ヨセミテなどを含むシエラ・ネバダ山脈。右(東)へ行けば、デス・バレーです。


平坦な砂漠地帯を抜けると、タモさんもビックリ(?)な断層むきだしの乾いた岩山も多く点在。
ここまで来ると、美しいです。

セコイヤを出ておよそ6時間半くらいでしょうか、次の目的地Lone Pineに着いたのは結局夜。1件しかないスーパーで買ったピザとビールを、モーテルの部屋でかぶりつく。疲労感で一杯の身体には嬉しいご馳走でした。

翌朝ギラギラの太陽の下で、シエラ・ネバダを目の前にしての日光浴に至福の時間を味わいます。

今回泊まったのは、シエラ・ネバダの名峰であるMt.Whitney(ウィットニー)を目の前に贅沢に楽しめるBEST WESTERNを選びました。朝食も無料バフェスタイルで、フルミールが楽しめます。


さて、今回の旅における目玉の一つ。Mt.Whitney
カリフォルニアを代表する名峰なだけではなく、アラスカとハワイを除く北米最高峰の4421m。
街が発達している山脈の西側からは絶対に観ることのできない、苦労してここまで来ないと堪能できないレアな山なんです。
奥に構えるトガッた4本。まるで左右二人の巨大な門番に守られているよう。



目の前で見る名峰は本当に美しかった。
太陽に当たってキラキラしてる。
さすがに感動をもらいましたね。

ちなみに、登山口まで車で入ることが可能で、周辺にはキャンプサイトもあります。ここでテントで宿泊なんてのもありかも?

名峰を目の前に構えるLone Pineは、人口2千人程度の小さな町。
どことなく古き良きアメリカをイメージさせている、ゆったりとした場所ですね。Mt.Whitneyへの登山者や訪問者、また映画のロケ地(砂漠のシーンなど)にもしばしば使われる土地柄から、映画関係者の宿泊地としても利用されているようです。



午後に町を出発。
このあとマンザナール日系人強制収容所跡地に寄ります。


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2013-11-03

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅②


テントのアクシデントも乗り切ったセコイヤの美しい朝。

9月でも山間部なので朝はかなり冷えますね。
朝食で暖をとり朝もやが残る中、近場のトレイルを歩きに行きました。

シエラ・ネバダの特徴である針葉樹林と白い大きな岩の中を15分ほど歩いた頃、次なるハプニングに!

なんとトレイルの正面から、大きな黒いクマが歩いてきた!
そして目が合う。。
周りには自分と嫁以外は誰も居ない。
距離にして、推定15~20メートル前後。
焦りました。。

パークレンジャーなどによると、こういう状況で行うべき行動は
①大きな音を立てて驚かせない。
②後ろ姿を見せた状態で、走って逃げない。
③距離を保って、道を譲るか後ずさりする。

「ひゃー!」
説明途中で、私を置いて後ろ姿をモロに見せて走って逃げるうちの奥さん。

「そうじゃないだろー!」と思いながら、目視しながらゆっくり横向きでトレイルを後退する自分。

クマを刺激せず、なんとかトレイル入り口まで戻りホッとする。

そこでトレイルに入る数人の工事関係者に出現を伝達するも、「OK!」と笑顔で通過。全く気にしない様子でした。
慣れている人にはこんなもんなんですね。


結局、同キャンプサイト内と、観光客が多く集まるスポットで見たクマの親子連れを含めて、2日間で7匹に遭遇。

セコイヤ。クマ度高し!恐るべし!

レンジャーがそばに居る時はいいんですが、自分だけとなると、正直焦りますね。。

山間地のキャンプサイトには必ずあるBear Box(写真:クマ被害防止用の食品、化粧品などを入れるロッカー)は、必ず使用しましょう。上記のものは、車にもテント内にも置いてはいけません。


日中は、また別のトレイルを数時間歩き、高台に出る。
太陽が眩しくて、聞こえるのは自然の動物たちの出す音のみ。

今回の旅の中心、シエラ・ネバダ山脈と一体化した、実に幸せな時間でした。



さて。この日は午後からセコイヤの山を降りて、Bakersfield経由でHWY58とHWY14を走ります。
 
まだまだ飽きさせない旅が続きます。

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2013-10-30

おめでとうボストン!ワールド・シリーズをテレビ観戦

公休日と重なったのもあり、家のテレビで観戦。
序盤からRED SOXのワンサイドゲームで、先発投手が良かったのもあり、ほぼ決まりのゲームでした。
若干残念だったのが、DAVID ORTIZの3度の敬遠と、MLBの頂点を決めるゲームでの凡ミスやエラーが多かったこと。

にしてもワールド・シリーズ11回優勝の強豪CARDINALSを7試合行わずに退けたのだから、やっぱり勢いも含めてRED SOXが強かったってことです。

以下、Wシリーズ優勝回数

1. YANKEES        27
2. CARDINALS   11
3. ATHLETICS     9
4. RED SOX          8
5. GIANTS            7

テロで悲しみに沈んだボストン、去年90敗以上で歴史的敗退もしたボストン、ホントにおめでとう!


シリーズMVPは、打率.668 HR2本と爆発した主砲DAVID ORTIZ選手。PAPIの愛称で親しまれている彼の勝利後の笑顔がめちゃくちゃお茶目でした。

そして2人の日本人投手。
よくやったよねえ。
感心しますね。

上原、プレーオフとWシリーズで、米国でこれだけ何度もネットとテレビに映った日本人は居ないでしょ(笑)
露出度ナンバー1でした。


さて。

ということは愛すべきベースボールのシーズンが終了ということ。

楽しみが減る冬を今年も迎えます。。



写真は共にMLB.COMより。
 
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2013-10-28

シエラ・ネバダ山脈を行く~ハイウェイ395の旅①

カリフォルニアで旅をするとなると、ポピュラーな場所は海岸沿いなどたいていは西側。今回9月に行った6日間のRoad Tripは、カリフォルニアを南北に走る大型山脈シエラ・ネバダ山脈の東を走るHWY395を楽しむ、つまりカリフォルニアの裏側を知るレアで、美しくて、変化の多い、そして通な旅を記します。

「シエラ・ネバダ裏筋街道395」と勝手に名づけて約1000マイル(1600キロ)の旅スタートです。


初日からハプニング続きで、2日目の早朝着となった第1目的地のSequoia National Park(セコイヤ国立公園)。



思ってみれば来園は絶妙のタイミング!
なぜかというと、5月から8月までのピークの夏場は訪問者でごった返します。おまけに今回のアメリカ政府機関のシャットダウンで、10月から全ての国立公園が閉鎖される直前の時期だったので
、ラッキーでしたね。

予約していたキャンプサイトに入りテント設置、近場を散策。

いやー、久々の緑と澄んだ空気。やっぱり自然はイイ。
LAの乾いた街と大気汚染から救われる時間。









名物セコイヤの木々。一言目は「デカい!」

古いものでは、紀元前からそこに生きているわけで、アメリカというか地球の歴史の大きな一部ですねここまで来ると。




アメリカの国立公園は、本当に重要度が高くて、保護と訪問者の教育に全力を注ぎます。
かなり多くのレンジャーが毎日その業務に携わっているし、マナー違反には厳しい罰則もあり、本気度が違いますね。だからこそ、これだけの自然が美しく保たれる。

基本は「人間が、動物や自然のある場所に都合よく勝手に入ってきたのだから」という考えです。



日暮れ前には火を起こし、やっぱこれでしょ!
なんで、キャンプで食べる安い食事ってあんなにうまいんだ?


あんなに暑かった日中と比べ、夜はかなりの冷え込み。
そこで気づいたハプニング!
買ったばかりのこのテント、なんと窓がネットで空気がスースーしてるではないか。秋口の山キャンプには向いてなかった!ヤバイと思い、ありったけの服を着込んで寝袋に収まる。

さ、寒い!
明日の朝、僕らは本当に目覚められるのか(笑)?

今日の夜観た、あり得ないほどの満天の星空が最後の思い出か?
となりのテントから聞こえる韓国人たちの、ゲームで盛り上がるうるさい声が最後に聞く人間の言葉か?

そんなこと考えてこの日が終わるのでした。。


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2013-10-20

グリーンカード抽選今年も運試し

今年もこの時期が来ました。

身の回りで当たった人、人伝いで当たった人の話などを聞くと、意外と近くに居るもんだと思うのですが、最近は結婚して当選確率が単純に2倍になるも、未だ当たる気配なしですね。

ビザで働く身の人間としては、永住権はなんとしても当たりたいもの。
ビザの心配せずに、自由にアメリカで働き、暮らしたい。
この想いを胸に申請用の写真を夫婦で撮り合い、今年も申請済ませました。

世界中のどこからでも、申請可能な条件を満たしていれば、誰でも申請出来ますよ!
もちろん費用は無料。
11月2日、東部時間の正午まで。

興味のある方はU.S. Depertment of Stateのサイトから。

当たれー。

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2013-10-17

メジャーリーグ4強が熱い!

我がA's(アスレチックス)は健闘むなしくタイガースに敗れ、地区優勝止まり。。
やはりここから先は、戦力バランスが良くて短期の勝ち方を知っているチームが残るわけですね。

現在MLBでは、リーグチャンピオンシップ決定シリーズが行われ、ここで勝ち残った2チームがワールドシリーズへと進みます。

ここまで勝ち残った4強は、
アメリカンリーグ:RED SOXTIGERS
ナショナルリーグ:DODGERSCARDINALS

レッドソックスとタイガースは今日現在で2勝2敗のタイ。カーディナルスは3勝2敗で大手。

どのゲームを観ても「本当に強いチームが残った」と感心します。2ケタ勝てる投手がちゃんといて、リリーバーが優秀で、強打の核がいて、スピード機動力がある。
どこが勝ってもおかしくない。

ここLAでは、やはり今季のドジャースに勢いがあるので、中々盛り上がってるみたいですよ。


しかし個人的に注目したいのは、昨年どん底を経験したレッドソックス。

昨季は内紛もあり、チームが機能せず、ボロ負け。おまけに今季の前にボストンのテロで街が一時悲壮感に包まれました。
今季は絶好調の仕事人、上原と田沢の活躍にも惚れ惚れするし、打席に立っただけで雰囲気が伝わる主砲のD.オルティス。今年は良く打つ上に、スピード感あふれるベースボールをしていて、見応えがありますね。

上原は、バツグンの制球力と空振りを取れる投球術で、イニング数に対する高い三振率や四球の少なさ、そして防御率では昨年と今年でMLBでもトップレベルで、高評価されています。
派手さはないけど、玄人好みする投手という位置づけでしょうか。

前日のP.フィルダー三振の場面も、しびれたー。

思えば巨人時代もそうでしたね、怪我さえしなくて健康であれば、圧倒するピッチングをしていました。身体は細いのに。同世代だから、この活躍とても嬉しいですよ。


このままワールドシリーズ、行っちゃうかもね。
ベースボールシーズンもそろそろ終わり。最後が楽しみだ。


 
写真1はKCAL9NEWS、2はMLB BOSTON RED SOXより。
 
 
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2013-10-03

2年連続やりました!

先週の話ですが、やりました!我がオークランド・アスレチックス(A's)が2年連続地区優勝!

 
 

昨年は公式戦最終試合で首位のレンジャースを抜くという劇的なフィナーレでしたが、今年は結果的に2位レンジャースに5.5ゲーム離しての優勝。96勝でシーズンを終えました。
いやー、うれしい限り。

本日すでに、ワイルドカードのチームも決まり、この金曜日からリーグ優勝を決める4チームでの前哨戦が始まりますね。

アメリカン・リーグ組み合わせは、RED SOX(ア・リーグ東優勝) vs INDIANS(ワイルドカード)と
もう一方が、A'S(ア・リーグ西優勝) vs TIGERS(ア・リーグ中優勝)

この組み合わせで、勝利した2チームによりリーグの優勝決定戦が行われ、最後にナショナル・リーグの優勝者とワールド・シリーズで戦うわけです。

大型戦力がいるわけでもなく、ノリと粘りで、ここまで来たA's。
給与もMLB最低レベルのこのチームに、何度も興奮させられました。

今年は、さらに上へ。
行けるか。




写真は、CBS SAN FRANCISCOより
 
 
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2013-08-25

カリフォルニア産 話題のグレープ

州の中部、Bakersfield近郊の農場で作られた期間限定の甘ーいブドウが、LAで密かなブームとなっています。

その名も"Cotton Candy Grape"
つまりは、綿菓子の味!?

興味津々で試してみると、むむっ!確かに甘い。しかも皮と最後ののどごしの味覚まで、甘くて綿菓子をイメージさせる味。
冷やすと特に美味い。

平均的なぶどうの甘さとは違いますね。最後の皮の渋みもない。

粒も大きくて肉感もあり、ちょっと値段が高いけど満足ですね。
近くの生鮮スーパーで$2.99/LBでした(通常の安売りぶどうの2~3倍)。


これを作った農家のおじさん。
世の子供たちにヘルシーなジャンクフード(の代わり)を提供したくて、およそ10年かけて自然交配を続けて研究開発したんだとか。

このコットン・キャンディ・グレープ。
生産量が限られているため、市場に流通するのがあと2~3週間程度。
興味のある方は、急ぎましょう。

販売場所もあまり多くなく、一般のスーパーよりも一部の生鮮専門スーパーやグルメスーパーを回った方が高い確率でゲット出来ます。

僕は近所の生鮮専門スーパーチェーンSPROUTSで買いました。


来年夏も楽しみだ。

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2013-08-15

あの名ビールがアメリカで飲めなくなる

「うわ、これ旨い!」

普段はビールをほとんど飲まず、アルコールを楽しむ時はほとんどビール以外を選択する自分が思わず発したこの言葉。

プレモルことサントリーのプレミアムモルツが、米国の日本のスーパーにデビューした頃、試しに飲んでみてビックリしました。

日本から、日系の商社を経てアジア系スーパーに納入されるプレモルは、アメリカ市場向けラベルが貼られた少し特徴ある形の小さめの瓶に入っていました。
日本国内では、缶入りが主流ですが、こちらは瓶のみの販売。

そのプレモル。
カリフォルニア州内の日系スーパーではそこそこの売り数もあり、特にビール好き日本人にはウケたのですが、アメリカ国内でのマーケティングに本気で力を入れられない事情があったのか、本場アメリカ市場にほとんど足跡を残すことなく、デビュー道半ばで撤退が決定。
結局1年程度だったか。。

今年の春先のことでした。

商社関係者の話では、メーカー側の採算が難しいとのこと。
ほとんどマーケティング活動することなく諦めるなんて、ホント残念でならない。
こんなにおいしいビール、そりゃもうたくさんのアメリカ人の舌を楽しませるに違いなかったのにと。

スーパーの在庫が無くなりかけた頃に、買いだめ。

これが我が家の冷蔵庫に残っていた、最後のプレモルでした。


想えば数年前には、同じプレミアムクラスの日本からの輸入ビール、ヱビスビールもアメリカ撤退。
こっちで売られている日本ブランドのビールは、サッポロ、アサヒ、キリンが知名度もありアメリカ市場でも人気ですが、実はほとんどがカナダもしくはアメリカ産(一部日本産)。日本からの輸入ビールとなると採算が難しいんでしょうかね。。


最後の一杯、ごちそうさんです!

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