2013-06-27

カリフォルニア州の歴史的な日

数年前から投票や議論を重ねた同性婚を認める法案(PROP8)が、州の最高裁で認可されるという、州にとっては歴史に残る日となりました。


実効は来月中旬以降ですが、この日を待っていた人たちにとっては大きく人生を変える日になるんだと思います。

各地のゲイコミュニティWest Hollywood(LA)や、Castro(SF)では大いに盛り上がっているみたいです。

今回の認可のもう一つのポイントは、同性婚を州の法律で認めるだけでなく、連邦法で定められた結婚したカップルに与えられる基本的な権利も与えられること。

実はこれが大きい。

例えば、
ソーシャル・セキュリティ(日本の年金にあたる)の申請や受給。
各種保険の申請や受取。
タックス・リターン時の夫婦としての申請。
などがこれにあたります。

ただし世論全体で観るとまだまだ真っ二つで、より多くの人からサポートされた決定ではない状態。

結婚という概念を自治体レベルで法案化すべきでないという意見や、宗教的な考えから、絶対に男女間でなければならない、という意見も相当に根強く、本人は幸福かもしれないけど、子供はどうするんだ?教育は?
などなど、課題はどうみてもたくさんあるわけで、歴史の小さな第一歩といったところでしょうかね。


個人的には理解・祝福する一方で、課題が山積みなだけに、ちょっとばかり当事者の自己満足的な法案にも見えてしまうんですが、自分だけでしょうか、そう思うの。

それでも、ゲイの知人友人たちの喜んでいる顔が目に浮かんできます。
そういう意味では嬉しい。


自由の国(州)であるからこそ、世論が分かれる。
自由な国(州)だからこそ、新しいアイデアが通る。

そんなことを思う日でした。

写真1はKRON4 San Francisco、2はCBS San Franciscoより




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2013-06-24

アメリカで掃除機を買うということ

先日、約9年使用した小型掃除機に代わる掃除機をSearsで新規購入しました。


電化製品を買う場合、購入先を使い分けるのがお勧めです。

カリフォルニア州であれば、テレビ、カメラ、パソコンその他AV機器をよく比較しながら、安いディールで買うなら、BEST BUYもしくはFry's

ブランドを気にせず、標準的な小型家電を手っ取り早くしかも安く買うなら、TARGETWalmart

大型生活家電全般を、豊富な種類の中から比較し、専門知識を持った販売員にいろいろと確認しながら購入できるのがSears

とにかく安けりゃいい、店舗で売られてないモデルが欲しい、配達のリスクや、不良品のリスクも気にしない。それならAmazonでしょう。

今回買ったのは、Kenmoreブランドのスタンダードなタイプで$149
掃除機となるとSearsが一番種類が多くて、しかも売り場にあるどのモデルも試運転させてくれるのです。
加えて、アメリカは配達事情が悪いので、高価家電は現場で買うのが一番ですね。


それにしてもアメリカの掃除機というのは、もう無駄に大きい!そして重い!
全くこのあたりは進化が遅いです。
最もポピュラーなのは、大きな縦型のタイプ。業務用のようなゴッツイやつですね。

やはり日本人としては、小型のカーゴタイプが一番使いやすい、ということで選んだのがKenmoreのこのモデルでした。
これでもまだ重くて、楽に掃除とはいきませんが、パワーがあって今までとれなかった毛玉や髪の毛は良く取れますね。

Dysonの掃除機は、デザインも先進的でカッコいいのですが、何しろ平均$300~$400と価格が高すぎます。コードレスタイプは、充電後20分程度しか持たないなど難があり、同じゴミを取るのにコストパフォーマンスが悪すぎて却下。

半分以下で買えるKenmoreで十分なのです。
ちなみにKenmoreは生活に欠かせない白物家電に強く、信頼できるブランド。


最近、掃除後のカーペットがフカフカで、よろしいです。




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2013-06-16

LA近郊のビーチ

OFFだったので久々に近所のビーチへ。

本気で遊ぶにはロサンゼルスの海もまだちょっと涼しい日曜日。
前方には双子の女の子。

気が遠くなるような長い海岸線を持つカリフォルニア州ですが、ここLAカウンティには観光地化された有名なビーチも多くあります。
砂浜は広くて、ピアや遊歩道、遊園地があったりそれなりに楽しいのですが、海水の汚染もあり、Aランクの評価をもらえるビーチは意外と少ないんです。

遠くから眺めれば、LAの海は美しく見えますね、遠くから(笑)

地元のトーランスのビーチは、地元住民色が強くてリラックス出来ます。
近所の小さな子供連れや、ちょっとエクササイズに来るカップルなどが多く、ゴミも少ない。それでいてちゃんと、ライフガードやトイレ、簡易シャワー設備もついて、頑張ってますね。

サンタモニカやベニスビーチは、観光客や遠方からの滞在者、グループが多く、ちょっとまた雰囲気が微妙に違って。人や店、イベントが多いから、違った楽しみ方が出来るでしょう。とにかく世界中からいろんな人種が集まります。

間にある、マンハッタンビーチやハモサビーチなどは、サーファーが多く、初心者がやっているとちょっと意地悪されたり、追いやられたりすることもあるので注意です。
地域的に白人が圧倒的に多くて、近くに発電所があるので見栄えがあまりよろしくない。

マリブあたりまで北上すると、庶民には雰囲気が違い過ぎて。
大富豪たちのプライベートビーチといったところでしょうか。人は少なくて砂浜はとても美しいですね。
ロバート・レッドフォード(古っ!)みたいな品格のあるおじさんが、白いシャツなびかせて、レトリバーを散歩してそうな。

LAカウンティ一番南よりのロングビーチは、基本的に貿易港なので、砂浜率は少ないです。


僕はトーランスくらいが一番性に合っている。

しかしなんですね、海だったり川だったり、生活の一部に水があるっていうのは、とてもありがたいことだと思いますね。
近くや小さなものばかり見て考える日常から、遠くや大きなビジョンでゆったり想像力が動き出す非日常への絶好のスイッチだと。

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2013-06-12

初めての足ドクターにイタッ!

中々忙しく久びさの投稿です。

きっかけと原因は不明ですが、この忙しさの合間に起きた初めての経験。

なんだか歩くたびに、かかとが痛いなと思っていたんです。固い表面を歩くときは特に痛くてイヤだなあ、って感じながらおよそ2週間。

医者に診てもらう決心をし、予約を入れる。

Podiatrist=足専門医をポディアトリスト(podoの語源が足)と言うそうです。
久しぶりに新しい単語を学んだ気がしますね。医療系の英語は日常的でないから知らない言葉ばっかりです。

レントゲンを撮り、超音波による診療。偏平足によるものではないという。
結局、原因は分からないけども、何か生活中のきっかけによる僅かな腫れがかかとの内部にあるということ。この腫れが収まれば治るそうです。

いきなり患部のかかとにCOLDスプレーを噴射したと思ったら、これが長くて痛い!
きっと麻酔替わりなんでしょう。
続いて長い針の注射を2発。

これが本当に痛い!
だって、底の皮膚が分厚いところじゃなくて、側面の薄いところに刺すんだから。
想像しただけでイタイ。

頑丈にテーピングされ数日間外さないように言われました。
シャワーも足だけ抜きです。

むむっ?匂いとの闘いか?
どこまでいけるか(笑)

1週間後に再診療なんですが、またあれを打つのかと思うと、嘘でも治ったって言いたくなるもんです。


歯ぐきへの注射もすこぶる痛いけど、これも中々でしたよ。
人としての経験値が上がりました(笑)



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