2013-08-15

あの名ビールがアメリカで飲めなくなる

「うわ、これ旨い!」

普段はビールをほとんど飲まず、アルコールを楽しむ時はほとんどビール以外を選択する自分が思わず発したこの言葉。

プレモルことサントリーのプレミアムモルツが、米国の日本のスーパーにデビューした頃、試しに飲んでみてビックリしました。

日本から、日系の商社を経てアジア系スーパーに納入されるプレモルは、アメリカ市場向けラベルが貼られた少し特徴ある形の小さめの瓶に入っていました。
日本国内では、缶入りが主流ですが、こちらは瓶のみの販売。

そのプレモル。
カリフォルニア州内の日系スーパーではそこそこの売り数もあり、特にビール好き日本人にはウケたのですが、アメリカ国内でのマーケティングに本気で力を入れられない事情があったのか、本場アメリカ市場にほとんど足跡を残すことなく、デビュー道半ばで撤退が決定。
結局1年程度だったか。。

今年の春先のことでした。

商社関係者の話では、メーカー側の採算が難しいとのこと。
ほとんどマーケティング活動することなく諦めるなんて、ホント残念でならない。
こんなにおいしいビール、そりゃもうたくさんのアメリカ人の舌を楽しませるに違いなかったのにと。

スーパーの在庫が無くなりかけた頃に、買いだめ。

これが我が家の冷蔵庫に残っていた、最後のプレモルでした。


想えば数年前には、同じプレミアムクラスの日本からの輸入ビール、ヱビスビールもアメリカ撤退。
こっちで売られている日本ブランドのビールは、サッポロ、アサヒ、キリンが知名度もありアメリカ市場でも人気ですが、実はほとんどがカナダもしくはアメリカ産(一部日本産)。日本からの輸入ビールとなると採算が難しいんでしょうかね。。


最後の一杯、ごちそうさんです!

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