と、あちらこちらで嘆かれてしまうほど、気温の上がらない、スッキリしない夏。
今週半ば、SFまで行く用事があったんですけど、革ジャンにマフラーでしたよ(笑)
そんな中、CA州の一部のコミュニティには春が来たのか?とも言えるようなビッグニュースが流れました。
2008年の選挙で、「CA州ではゲイによる結婚は認められず(違法)、結婚は男女間でなくてはならない」という条例が僅差で決まり、San Francisco, West Hollywoodという2大聖地を持つCA州では大きな反発もありました。
しかし今週、連邦の裁判の結果が出て、なんと、unconstitutional.
つまり、憲法違反で、この州法がひっくり返った。
どうやらアメリカの憲法で重要視されている、人種や男女差別、人権侵害にあたると判断されたようで。
夏を飛び越えて、春が来たと言わんばかりに、ゲイコミュニティは大騒ぎ。
今まで違法で結婚していたカップルたちが、市役所から証明書をもらおうと、駆け寄ったり。
結局、結婚証書はまだ暫らくは(数年)発行されないことが決まり、この夏の天候のようにスッキリしない消化不良の日々を、カップルたちはこれからも過ごすんだなと。
この問題、世論の大まかな志向は、おおよそ50/50なんです。
だから今後も、いろいろと再審だなんだって動く可能性もありますが、とても大きなトピックですよ。僕の個人的な意見ですが、ゲイコミュニティには抵抗ないし、基本的にゲイによる結婚は反対ではないけども、ちょっと早過ぎるかな、、というのが正直なところです。
ほら、子供の問題とか、長い目で観た子孫繁栄とか、宗教的な部分とか、大事な議論がちゃんとされてないあやふやなままなんですよ。
もう少し、個々のカップルの利益だけじゃなく、社会全体の将来をみた制度作りや議論が先でしょ、という感じがありますね。
まあ将来的にはいいんじゃないですかね?
写真はNBC Bay areaより
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