ここ2日はチャンネル何処回してもこの話題しかやってないので、その悲惨な光景をただ見るしかないです。
ここから15分くらい走ったSan Burunoという街の住宅街で、30軒以上の大きな家たちが一瞬にして焼け飛びました。
1950年代の地下のガスラインが爆発し、その焼け方もすごいんですが、焼け跡はまるで戦場そのもの。
ただ、生を自覚した直後から、家族や全てを失ったショックに立ち向かわないといけないなんて。自分だったらと思うと、ぞっとしますね。
僕なんか、最近死んだパソコンに保存していたデータが消えてしまったことがショックでしたが、そんなの比較になりません(笑)
北CAのおおよそのエリアの電気やガスをカバーするのが、PG&Eという会社なんですけど、ここはマンホールの火災とか小爆発とか似たような事故が時々あって、サンフランシスコの市長がPG&Eに対してブチ切れるのをテレビで見たことがあるほどです。
アメリカのインフラの質の悪さがもろに出た事故ですね。
冗談抜きで、発展途上国レベルなんです。本当に。
特に道路、鉄道、電気、ガス、下水排水あたりはひどい。
日本のそれになんてとうてい敵わない。
ただ周りの対応が実に速かったのには脱帽です。
すぐにボランティアセンターが出来て、一般市民が食料や衣料、寝具などを次々と持ってきて、建物いっぱいに。近隣のホテルは無料オファー、レストランは食料寄付や炊き出し、ペットショップは無料で被災ペットのケアなどなど、、。
またCA州は非常事態宣言をし、関係者の金銭面と住むところの保証を約束しました。
こういうことは本当に速いしケチらない。
死亡事故とリコールのTOYOTA、米史上最大の原油流出のBP、そしてPG&E.
裁判大国ですからね。大変でしょうね。
写真はNBC Bay areaより
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