2010-06-25

気が気でない話だ

今週は本当に夏なのかと思うほど、寒い1週間でした。
冷風に加え相変わらずのfoggyで、外を歩くのがイヤになるほどでしたね。
iphone待ちの人だかりは、冬のジャケットにマフラーという格好で。


もうひとつこちらのニュースを騒がせている寒くなる話が。

不況に伴なう財政難で、各地の自治体が悲鳴を上げているわけです。
でもそれは僕ら住民にとっても対岸の火事じゃない。

地域の安全に直接関わる、警察や消防を削るしかないほど、財政難がひどく策が無いとなると、それは気が気でない話ですよ。

一番hotなのが、Oakland市。
州内ワーストの凶悪犯罪率に加え、過去には全米でもワーストクラスに名を連ねるほどの凶悪犯罪が目立つ地域です。

そこで今、80~200人の警官を削ろうとしているとは、どういうことか。住民の不安はとてつもないでしょうね。

ここ数日間でもギャング関連の犯罪に加え、武装したティーンによる殺人事件が、多発しています。警官が減れば、911(日本の110や119番にあたる)へのレスポンス時間が延びて、犯罪者は捕まらない。助かる命も助からないということに。


Oaklandはベイブリッジを挟んだSan Franciscoの対岸。犯罪者も流れるでしょう。
ちなみに、他の自治体も似たような状況で、すでに警官や消防が減ったり、部門そのものが廃止されて、外部や民間に委託なんてところもあります。


とうとうそこまで来たのか、という感じですよ。


写真はNBC Bay areaより


Translate

0 件のコメント:

コメントを投稿