2010-06-02

火遊びは痛い想いをする。

6月ですね。

ハリケーンのシーズンが公式に始まる月で、11月末までを言うそうです。
知らなかった。

アメリカでは、2005年の悲惨な光景をほとんどの人が思い浮かべるんじゃないかと思います。
ハリケーンKatrinaは、ほんの数時間で街の90%を水没させ、確認がとれただけでも1800人以上の死者を出した、とんでもないヤツです。

比較的貧しいエリアだったこともあって、その後の暴動や略奪、病死などの映像が流れるたびに、見ているだけで、こう、痛い想いでしたね。

今からの時期、アメリカ中西部から南部にかけては、命を懸けたシーズンになるんでしょうね、きっと。よく家を置いて、他州などに臨時で移動する車の群れを見かけます。


ここは西海岸カリフォルニア。
幸運にもハリケーンの被害はほとんどない代わりに、火災と山火事に命を懸けたシーズンに。
いや本当に。

冬以外はよく乾燥するこの州は、火災がそりゃもう大問題ですよ。
特に山火事。連日ニュースで、またか、またかと。しかも広いでしょ山とか、何も無い野原とか。一つ消すのに1週間とか。

火災被害と消火活動が、州の財政を食いつぶす要因の一つで。
不況も重なって、州の財政は火の車。破綻する国もあるこのご時世、カリフォルニアも、のんびりアクビなんかしてられないはずですよ。

一般人による花火が違法なのもうなづけます。


日本での夏の火遊びが懐かしいくらいだ。
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2 件のコメント:

  1. "日本での夏の火遊び"・・・。
    サザンの歌詞のように、裏の意味がありそうヨ。^^

    アメリカで花火ができないのは残念だよね。
    爆竹はいいなら、花火もよさそうだけどねぇ。

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  2. July 4thの花火を、各地で観て楽しむしかないね。

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