2010-05-30

イルカが死んだ日

今週末はMemorial Dayの連休ということもあって、街がなんとなく空いてる。
前後にはフリーウェイが大渋滞することもあって、地元でおとなしくしてるのが一番ですな。。


そんな中、遊ぶどころかメシも食えなくなるんじゃないかと経済的に大打撃を受け、生態系そのものが危うくなると言われるほど最悪のニュースが連日流れているんですね。

British Petroleumによるルイジアナ沖の原油流出事故。
これだけは通常地元のニュースしかやらないアメリカのニュース各局も毎日放送しています。
何がヒドイって。

事故が起きたのは1ヶ月以上前のEarth Day(皮肉なもんだ)。
以降その会社は、全くもって流出を止められていない。

我々には世界レベルの技術があるとかなんとかぬかすのはいいんですけどね、反省の色や真摯な態度も伺えず、地元だけでなくアメリカ国民や、政府をも敵に廻した状態です。


計画以上の無理な生産を指示し、多数の社員が事故死、未だ止められず、地域の生活や環境も変えてしまったイギリスの大会社は、今はメディアの格好の餌食です。



今後、地元漁業や観光関連、自治体やアメリカ政府と、目がくらむほどの訴訟を抱えることになるわけで。ちょっと前のトヨタのように。


本当にアメリカは「悪」には厳しいですよ。お金と社会的制裁は半端ない。
まあ、なんだかよく分らない理由で裁かれないユルイ社会よりは相当マシですが。。





この連休中、普段なら各地のキャンプ場やアウトドア系のアクティビティが主流なのに、なんだって最近の異常な天候で、カリフォルニアでは複数のスキー場が再オープンしたそうです。

とてもstrangeだね。


写真はCBSNewsより
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